top of page
執筆者の写真GDChef編集部

デリバリー・サービス続々

更新日:2021年4月25日

飲食関連ビジネスの中でも特に最近伸びている「フードデリバリー」、日本の会社だけでなく、海外からも続々と上陸してきています。サービス提供地域は東京23区だけでなく、広く国内のいろいろな都市で、オフィスの集中するエリアだけでなく住宅地へと、ひろがりつつあります。サービス提供時間も、深夜までや24時間営業も。料理を提供する店側にとっては、選択肢が増えるのはよいこと、自分にとって使いやすく、注文が取れるサービスを選ぶ余地が広がります。


各サービス、配達員の確保や質の向上には苦労しているようですが、まだまだサービスが利用できる地域には格差があるようです。市区単位でサービス地域に入っている場所でも、配達員が多い所と少ない所、常に待機配達員がいる店舗などもあります。


Uber EATS

アメリカ、サンフランシスコに本社を置くウーバー・テクノロジーズによる世界で最も有名なマッチングサービスのひとつ。配車サービス「ウーバー」が帰省により展開しづらかった日本で、「ウーバーイーツ」は2016年にサービス開始。2021年3月現在、大都市を中心に、北海道から沖縄までの35都道府県でサービス提供、配達員14万人以上、加盟店7万店以上。高級店の開拓も進めており、コンビニや雑貨店などの配達も始めています。店舗が忙しい時には一時的にデリバリーを停止する機能があります。


出前館

ネットデリバリーサービスの先駆けで、2017年より配達機能を持たない店舗向けにシェアリングデリバリー®を開始。配達員は新聞配達店、地域の物流会社、直接出前館と契約する人などで、教育やサポート体制 により配達クオリティが高いと言われています。汁ものも美味しくいただける容器や、冷めにくい容器など、容器の開発を行っています。地域により水道修理や不用品回収などのサービスも注文することができます。


menu

2018年10月にテイクアウトアプリとして開始、2020年4月からはデリバリーサービスをリリース。一部地域では24時間サービス提供したり、高級店の料理が注文できる、詳しい口コミなどが特徴で、2021年3月中に全国43都道府県でのサービス開始することを発表しています。


エニキャリ(anycarry)

「街中の”全て”の商品が30分で手元に届く社会」を目指す、2019年12月開始の東京のフードデリバリー・小型商品の短距離配送サービス。スマホのアプリだけでなく、ブラウザからも利用できます。東京の一部でのみ利用でき、現地で対面QRコード決済が可能です。


Chompy

2020年2月に開始された、国内のベンチャー企業による、東京の一部でのみ利用可能なサービス。スマホのアプリでのみ注文することができます。大手チェーン店よりも、こだわりの個人店が多く登録されており、店舗名だけでなく店主の顔やお店のアピール、店長のおすすめ料理の紹介などが掲載されています。最近人気のストーリーでは、動画を見ることもできます。同じ会社の人3人以上が注文すると配達代が無料になる「オフィスランチ便」という機能があります。


Wolt

フィンランド発祥で、世界23ヶ国100都市以上に展開するフードデリバリーサービス。日本では、日本では2020年3月に広島、10月に東京で開始し、現在は札幌や福岡を含む国内10都市以上で展開しています。後発ながら、2022年までに100億円の資本を日本市場へ投資し、国内の100都市以上にサービスを展開すると公表しています。


DiDiFood

2020年4月日本上陸の、中国の滴滴出行(ディディチューシン)が提供する大阪で人気のフードデリバリー。福岡、兵庫にも展開しています。


foodpanda

2020年9月日本上陸の、ドイツのベルリンに本社のあるDelivery Hero(デリバリーヒーロー)運営のフードデリバリー。シンガポールのサービスを買収したため、アジアでは名前が知られているサービスで、日本では、札幌、横浜、名古屋、神戸、広島、福岡など20都市以上、敢えて東京以外の都市から展開しました。2021年4月、Foodnekoを統合して、東京でのサービスを開始します。


Foodneko

2020年11月日本上陸の、韓国で人気のフードデリバリー。一人前から気軽に頼めるのが特徴で、新宿区, 港区, 渋谷区など東京都内の一部の地域でサービス提供。配達員へのサポートが手厚いと言われています。

なお、2021年4月27日をもってサービス終了、foodpandaに統合されるとのことです。



2021/3/31 投稿

2021/4/23 更新

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page