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飲食店の取組事例ーミクストラン

シェフの中には、いずれ自分のお店を持ちたい、という方もいらっしゃると思います。

その際に気になるのがどうお店にお客様を集客するか、ですが、飲食店単体で運営するよりもより多くのお客様に来て頂けるきっかけを作れるのが「複合型飲食店=ミクストラン」です。今回はその事例を紹介します。


2019年頃から各地に広がりをみせているこの運営スタイル「ミクストラン」は飲食店においても「飲食店×異業種」という形で取り入れられ、お客様からは、食べながら「時間の有効活用」ができるという理由で人気を集めています。


「本屋にカフェ」というブックカフェなどは以前からありますが、最近はコインランドリー、美容室、映画館、ジム、花屋、銀行、コワーキングスペースなど幅広い業種に組み合わせが広がってきました。以下に首都圏で定番の店舗を始め、地域のユニークなミクストランを紹介します。


■事例

コインランドリー✕カフェ「フレディレック・ウォッシュサロン」


花屋✕デリバリースムージー「LORANS.原宿店」


釣り堀✕カフェ


図書室✕カフェ


ヨガ✕カフェ

洋服直し✕カフェ


ボルダリング✕カフェ


足湯✕カフェ


物販✕カフェ


お花✕カフェ

銀行✕スペインバル「Dining Bar Zen」


陶芸✕カフェ


ミニシアター✕カフェ


コワーキングスペース✕居酒屋


いかがでしょうか。

ミクストランは、顧客側のメリットとして、待ち時間を有効活用できる、効率的に時間を使える、そこでコミュニティが生まれる、など食事だけではないプラスアルファがあります。

運営者側としても、

・異業種を併設させることで相乗効果が生まれ、集客力が向上できる

・飲食店単体のお客様とは異なる客層へのアプローチできる

・物販などにより入店ハードルを下げられる

・商品を置くことで店のブランディングにもなり他店と差別化ができる

・有効にスタッフを配置できる

など、様々な効果が期待できそうです。


今回は、飲食店の新しい運営形態ミクストランをご紹介しました。

次号では、実際のミクストラン運営者のインタビューを公開予定です。


※「ミクストラン」は、ホットペッパーグルメ外食総研が作った造語でミックスとレストランを組み合わせた言葉です。

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