Green Diningでは、様々な企業との連携により、シェフ活躍の場を作っています。今日ご紹介するのは「企業連携先・販売先を探すのはGreen Dining」「メニュー開発はシェフ」という役割分担のプロジェクトの例です。今回は、管理栄養士の資格を持つシェフに企業とコラボした「パワーランチ」のメニュー開発をお願いしました。
彼女は管理栄養士として企業や大学で栄養指導を行っているシェフ。管理栄養士資格取得者は、学校給食や病院勤務に限られることが多いとのことで「身につけた経験やスキルをもっと活かせる場をちょうど探していたところ。こういう案件はとても嬉しい!」と言います。
コラボ先は、アンダーアーマー総代理店である株式会社ドーム。今回は、スポーツ栄養分野をリードするDNSブランドを展開しているチームとの協業です。ドームと言えば、テレビ番組でも紹介されるオシャレなオフィスやカフェもあり、シェフと私たちはオフィスに何度かお邪魔して詳細の打ち合わせをしました。
どんなコンセプトで行くか、タイムスケジュール感はどうするか、カロリーや栄養分はどうするか、ランチの大きさや容器はどういうイメージでいくか、どんなデザインの帯をつけるか等など。きめ細かいところにまで打ち合わせは及びます。
試作を重ねた後、シェフ、ドームメンバー、Green Diningメンバー参加の試食会では食べた後の感想の後、「xxで、もう少しカロリーを増やそう」「食感が違う食材ももう1つ取り入れて」「味変を楽しめるようにした方が良い」「見た目のインパクトも大切なので容器を変えてみては」といった細かい改善ポイントが容赦無く次々に出されます。
「こだわり抜いたパワーランチにする!」というプロとしての姿勢と「食べてもらう人に本当に満足してもらいたい」という気持ちがこもった、チームで作るパワーランチとなりました。
このランチボックス、DNS監修による栄養・調理・食材のガイドラインに沿ったメニューで、高タンパク・良脂質であること、栄養素を見える化していること、が特徴です。企業内の懇親会でも、セミナーでも、海外参加者のいる大規模グローバルカンファレンスでも使われています。
シェフも「栄養素やカロリー計算を行うのはもちろんのこと、完成まで何度も試作して大変だったけれど、こだわりのある作品を作れたのはとても嬉しいです」と、このプロジェクトに参加できたことで、より一層自信がついた様子。そして、この話には実は続きがあります。
Green Diningのシェフの皆さんが、企業食育セミナーの場で、シェフが作ったパワーランチを解説し、参加者に食べてもらいながら、セミナー講師として食育のお話をする、という機会もGreen Diningを通して得られました。
皆さんの可能性は無限大! これからもより多くの活躍の場を作っていくべき、Green Diningは日々活動しています。会員登録は無料です。「新しい働き方」を模索している方のお役に立てる「何か」を提供できると嬉しいな。
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